人には教えたくないとっておき鎌倉路地裏さんぽ 〜なみまちベーグル〜

暮らし

[夏目の部屋 #003 なみまちベーグル]

サーフアートをこよなく愛し、美術、旅、世界のアート文化に造詣が深い、アートキュレーター・フリーライター 『夏目 春菜』 が今、気になるスポットを紹介していく UMIROGI 企画第3弾。今回は、鎌倉路地裏さんぽシリーズ。何度訪れてもわくわくする古き良き鎌倉にある名店「なみまちベーグル」を深掘り。こんなに美味しいベーグル、食べないと絶対に損しますよ。

美食な路地裏

鎌倉は四季折々の自然を楽しみながら散策できる歴史、現代、自然を融合したちょっと洗練された街

江ノ電に乗って景色を楽しむのもいいけれど、途中下車して路地裏を散策するのも、風情があり新たな発見ができる。

鎌倉の中でも人気が高まるエリア長谷〜坂ノ下。有名な紫陽花寺と大仏があるこの土地は、一年中たくさんの観光客で賑わいを見せる。そして緩やかな波も心地よい場所。

ここ数年、坂ノ下エリアはカフェやべカリーショップが立ち並び、路地裏散策をする観光客が増えている。日本全国、世界各国の人と人種も様々だ。

鎌倉は美食の街だけあって、食の種類も様々。
ただ、唯一ベーグル屋だけはなかった。

2018年9月に海までわずかの路地裏に佇む美しき古民家に、ベーグル専門店&カフェがオープンしました。
波乗りの時の“波待ち”と波のある街をかけた海を近くに感じ、波の音が聴こえてきそうなネーミング。
その名も“なみまちベーグル”。

2017年4月から、店舗を持たずに鎌倉の様々なお店の軒先を借りるスタイルで、「出会えればラッキー、買えれば更にラッキー」な神出鬼没の小さなベーグル屋として販売をスタートし、一躍鎌倉を虜にさせた。

なみまちベーグルのこだわり

築100年超の古民家を改築し、海からすぐの路地裏にある。
もうそれだけでワクワクする。かわいい“なみまちベーグル”の暖簾をくぐると、温かい木のぬくもりを感じるショーケースに、彩りのよいベーグルが並ぶ。

ベーグルは店内の工房で、ひとつひとつ時間をかけて作っています。
良質な素材にこだわり、子供からお年寄りまで安心して食べられる体に優しい材料を使って作られています。
幻の小麦と言われている、北海道産小麦「はるゆたか」を100%使用。

栽培が難しく生産量が極めて少なく国内産小麦の1%にも満たない“幻の小麦”長時間かけて、低温でゆっくりと発酵させる生地は、一晩ゆっくりと寝かせます。ベーグルというと、重く硬いイメージがありますが、なみまちベーグルはそれを覆す、重すぎず、もっちり。翌日になってもその食感は変わらない。

小麦粉、はちみつ、麦芽、塩、パン酵母といったとてもシンプルな材料。
しっかりとした食感にも関わらず、ローカロリーでヘルシーなのが嬉しい。

ベーグルの種類は15種類ほど。季節ごとに旬な食材を使うベーグルも登場する。おすすめはシンプル素材が売りのプレーンはもちろんのこと、
外はカリッと濃厚なダブルチェダー、無農薬オーガニック宇治抹茶を使った日本らしい宇治抹茶ホワイトチョコ、苦味と甘さが融合したティラミスなど、どれもそそられるものばかり。ついたくさん買ってしまうラインナップ。

こだわっているのはベーグルだけでなく、店内にもその気配りが見受けられる。
一見シンプルなテーブルは藤沢にあるHOHworkshopでオーダーメードしたもの。よく見るとベーグルの形をしたベースプレートに
”NO BAGLE NO LIFE“のロゴがセンスの良さを光らせる。

天井にあるランプもつい目を惹く。
琉球ガラスのような気泡が美しく、透き通った色合いはまるで由比ヶ浜の海と空を思わせる色。
栃木のガラス工房808Glassにオーダーしたもので、海と空をイメージした手吹きで形作られている。

全てにこだわりを感じさせる“なみまちベーグル”は週に何度も行ってしまいそう。
鎌倉、路地裏、築100年超の古民家。その特別な空間で、何個も頬張りたくなるベーグル。

ここは人には教えたくないほど、とっておきのお気に入りベーカーリーです!

なみまちベーグル
〒248-0021 神奈川県鎌倉市坂ノ下19-12
Tel:080-4578-7373
Open:9:30~16:00
Close:不定休
http://namimachi.strikingly.com/

 

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NATSUME HARUNA

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神奈川県平塚市出身。デザイナーの母からの影響を受け、幼少期から絵画を学び、美術やアートに関心をもつ。その後、フランス留学、ファッションバイヤー、アートギャラ...

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